忠実さの原則

十分の一の分配の使途についてよく聞かれる質問は、「十分の一が聖なる資源であるなら、慈善事業や教会建築・改築などの聖なる働きのために使うことはできないのか?」というものです。
十分の一の配分の原則はモーセに啓示され、モーセ五書を通して示されています。民数記にはこのように記されています、「見よ、わたしは、イスラエルでささげられるすべての十分の一をレビの子らの嗣業として与える。これは、彼らが臨在の幕屋の作業をする報酬である」(民数記18 章21 節)。レビ人の報酬は十分の一でまかなわれていました。レビ族の報酬の目的は、彼らが宗教的な働きに自分の時間を完全に献げることができるようにするためでした。
パウロはこの原則を再確認しています。「あなたがたは知らないのですか。神殿で働く人たちは神殿から下がる物を食べ、祭壇に仕える人たちは祭壇の供え物の分け前にあずかります。同じように、主は、福音を宣べ伝える人たちには福音によって生活の資を得るようにと、指示されました。」(コリントの信徒への手紙一9 章13 節、14 節)十分の一と献金をお返しする今、神様のみ言葉に示されている原則に従って生きることを祈り求めましょう。

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10/17/2024, 11:30 PM