聖書研究ガイド2期8課 聖所からの光

月曜日のところで、「この日の奉仕を通して、イスラエルのすべての罪はサタンを象徴するアザゼルの山羊の上に置かれ、その山羊が荒野で死ぬことによってイスラエルの罪が完全に清められることになっていました」という解説がありますが、厳密には、罪の清めは主の山羊が屠られることによって成し遂げられます。

アザゼルの山羊が荒野に放たれることの意味については、『人類のあけぼの』第30章に以下のように書かれていますので、ご参照ください。

「次に、祭司は、仲保者として自分の上に罪を負い、聖所を出てイスラエルの罪の重荷をになった。彼は幕屋の戸口でアザゼルのやぎに手を置き、『イスラエルの人々のもろもろの悪と、もろもろのとが、すなわち、彼らのもろもろの罪をその上に告白して、これをやぎの頭にのせ』た。そして、これらの罪を背負ったやぎが送り出される時に、罪はやぎと共に、永遠に民から切り離されたものとみなされた。これが、『天にある聖所のひな型と影』で行われた礼拝であった(ヘブル8:5)」。

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05/18/2024, 2:59 AM