十字架の愛に応答する

満足されたキリスト

聖書の中でイエスさまの御業が描かれている章のひとつに、イザヤ書 53 章があります。ここでは、イエスさまが苦しみのしもべとして描かれています。私たちの主であり救い主であるお方が、つぶやくことなく、あらゆる苦難を耐え抜かれた理由は何だったのでしょうか?『患難から栄光へ』にはこのように記されています。「骨折りと犠牲のご生涯の間、神のみ子を支えたものは何であったか。キリストはご自分の魂の労苦の結果をご覧になって、満足された。キリストは、永遠をご覧になり、ご自身の屈辱を通してゆるしと永遠のいのちを受けた人々の幸福をご覧になった。キリストの耳は、あがなわれた者たちの歓喜の叫びを聞きとられた。主はあがなわれた人々が、モーセと小羊の歌をうたっているのをお聞きになった」(エレン・ホワイト『希望への光』1585 ページ)。

キリストにとって、十字架によって救われた人の喜びが、すべての苦しみを耐え忍ぶ原動力でした。

私たちも主の模範に倣い、苦難に耐え、惜しみない施しによって救われる人々のために、主の御業のために、献身的にお献げいたましょう。天の国において、大いなる喜びが私たちを待ちわびています。私たちが心からお返しする什一と統合約束献金を通して、誰かがモーセと小羊の歌を歌っている姿を想像してみてください。

将来を見据えてお献げいたしましょう。キリストが私たちのすべての行いの中心にあるとき、私たちは自分の献金が人々の人生に影響をもたらしていることを知って喜ぶことができるのです。

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06/26/2025, 11:30 PM